【小岩鍼灸】自律神経について
2022/05/28
目次
自律神経について
こんにちは
こいわ鍼灸院ハリコアの須藤です。
本日は自律神経について書いていきたいと思います。
自律神経とは
自律神経とは、血液や呼吸、代謝や体温調整を24時間絶え間なく働いて動いているのが自律神経になります。すべての内臓や血管を自分の意志とは関係なく動いています。
だから自律神経の働きが安定していれば体の細胞一つ一つにまで質の良い血液を届けることができ、臓器も十分に働き疲労も回復しやすく、おのずと心まで安定していきます。
自律神経は交感神経と副交感神経に分かれます。車で例えると交感神経はアクセルの働きです。副交感神経はブレーキの働きをします。
アクセルだけだと暴走してしまうし、ブレーキだけだと動きません。自律神経には優位になる時間が違うのです。昼間は交感神経が、夜は副交感神経が優位に働きます。
昼間は心拍や血圧が上昇し、夜はゆったりと下降し胃腸の働きも活発になります。
日常生活で体内時計に合わせて生活していけば自律神経は安定していきます。
この2つのバランスが崩れたときに「自律神経の乱れ」となります。
「自律神経の乱れかも?!今のあなたの不調は」
こんなことでお悩みではないですか?
・原因不明の体調の悪さ。
・なんだかよく眠れない。
・朝起きると疲れが取れていない。
・朝から頭が働いていないような気がする。
・電車に乗るとお腹が痛くなる。
・お腹が張っていて食欲がわかない。
・一日中気分が上がらない。何もしたくない。
・考え事で夜も眠れない
生活の為に仕事をしなければいけない、家事や子育てをしなければいけないなど今のあなたは体を休めることをおろそかにしていませんか?そんな生活を続けていたら、体は自然と壊れてしまいます。
また肌も荒れがちだし、便秘もあるし、体重も増えがちだし、風邪もひきやすいなど年のせいかな?など思っている人もいるかもしれませんが、年のせいではなく自律神経の乱れが原因かもしれません。健康な生活をもう一度考えてみてください。
自律神経が乱れる原因
自律神経が乱れる原因は日常生活の乱れからきます。特に交感神経が優位になるような行動をしているとバランスが崩れていきます。
・食生活の乱れ
・運動不足
・睡眠不足
・過度なストレス
・不規則な生活
・喫煙、深酒などが原因と考えられます。
「食生活の乱れ」
食生活の乱れは自律神経のバランスを崩すことにつながります。自律神経は内臓の働きに深く関係しているからです。交感神経が働くと胃腸の活動が悪くなり、副交感神経が働くと胃腸は活発になります。過度な食べすぎや夜中に食事をするなど胃腸に過度な負担をかけると自律神経が乱れてきます。
「運動不足」
運動は自律神経の調整機能を高めたり、ストレスを軽減する効果があります。
運動することで自律神経の乱れを抑制する効果があり、逆に運動しなければ自律神経が乱れる可能性も高まってきます。
「睡眠不足」
睡眠不足になると本来夜にかけて副交感神経が高まりリラックスしなければいけないところ昼のように交感神経が高まり続けてしまうことで自律神経のバランスが乱れ病気になる確率も上がってきてしまいます。
「過度なストレス」
仕事や家事、育児などしなければいけないこと沢山ある中で現代の人はストレスがない人はいないと思います。ストレスは交感神経を優位にしてしまいます。どれだけストレスを溜め込まずに生活できるかで健康でいられるかが決まってきます。
「喫煙、深酒」
喫煙は、交感神経を優位にします。現代は交感神経が高くなることが多いのでできれば禁煙した方がいいでしょう。
深酒は、睡眠の質を下げてしまう原因になりますのでできるだけ深酒は避けた方がいいでしょう。
眠れないからお酒を飲む方もいらっしゃいますが、睡眠の質下げ寝ても疲れが取れていないなど悪循環におちいりやすいので眠れない場合はしっかりと医師に相談していきましょう。
不規則な生活が自律神経の原因に繋がっています。規則正しい生活を心がけて自律神経を安定させていきましょう。
自律神経が乱れるとどうなる?
自律神経が乱れると体のあちこちに不調が出て来ます。
・めまい
・ふらつき
・頭痛
・肩こり、腰痛
・耳鳴り、頭鳴り
・便秘
・不眠
・冷えなど
人それぞれ環境や生活習慣の違いで複数の症状が別々に表れたり、複数の症状が同時に2つ3つの症状が重なって現れることもあります。このように複数の症状が現れた場合どこの病院に行けばいいかも分からない状況になってきます。
また病院に行ったとしても異常がないといわれて精神科をすすめられる場合も多くあります。
辛い症状が続いて嫌になることも多いかもしれませんが、まずは自分の生活習慣を見直すことから始め、バランスの調整を得意とする鍼灸院にも足を運んでいただけると自律神経のバランスを整えることができ辛い症状を軽減することができます。
自律神経を良くする習慣とは?
食事
遅い夕食は消化不良の状態で眠りにつくことになるので睡眠の質が下がり疲れも取れなくなります。
3食は決まった時間に食べ就寝の3時間前までには食事を済ませることが大事です。
また腹八分目で満足できる食事にすのも心がけていくといいでしょう。食べすぎは胃腸の負担につながります。消化吸収の良い食事も心がけていただくと自律神経の乱れも起こりづらくなります。
運動
朝の散歩が自律神経を安定させる。朝の散歩をすることで副交感神経から交感神経へと切り替えがうまくいき自律神経も安定してきます。また朝の散歩には脳内物質のセロトニンも分泌し気分も明るくなり、意欲アップ、集中力も上がってきます。体内時計もリセットされビタミンDの生成で骨粗鬆症の予防にも繋がります、是非朝の散歩を習慣にしてください。
睡眠
睡眠の質を上げるには何をしたらいいの?
1正しい入浴をする・・寝る前の90分前に入浴を終えるようにする。
2一日20分の運動を心がける。
3ブルーライトは睡眠の敵である。寝る前のスマホやテレビをやめる。
寝る前2時間前から寝る準備が大事なります。
90分前には入浴を終わらせる。家族との会話を楽しむ。水分をある程度とる(カフェイン、食事、お酒は控える)リラックスできることをする(ストレッチ、音楽、読書、ヨガ、マッサージなどブルーライトは見ないようにしよう)
自律神経を整えるのになぜ鍼治療がいいか?
なぜ鍼治療で自律神経が整うかというと、鍼の刺激により過緊張状態の自律神経を和らげることができます。また皮膚刺激を通して脳の視床下部にも影響を与えてホルモン分泌のバランスも整えることができます。自律神経の働きとして呼吸・消化・脈拍・生殖・排泄など生命維持を円滑に行うことです。自律神経が乱れるということは呼吸・消化・脈拍・排泄・生殖・排便に影響し問題が発生している状況になります。この問題を解決するのに鍼治療が有効的です。
人の体にあるツボの数は、世界保健機関(WHO)で認められているだけで361個 あります。このツボを刺激することにより呼吸を整え、排便を良くし、脈を整えるといった自律神経に対してアプローチができます。ツボの刺激により脳にアプローチをすることで筋肉の状態、神経の流れ、ホルモンといったバランスを整えることができます。
当院の治療も全身のツボを狙い、筋肉の状態、自律神経、ホルモンバランス、歪みに対してアプローチを行い全身のバランスを整えることで自然と今のお辛い症状を治すお手伝いをさせていただいております。
自律神経のまとめ
自律神経が乱れてしますと、さまざまな辛い症状が出てきます。気になる症状が出てきたらまずは生活習慣をみなしていきましょう。
できることなら鍼治療を行い症状がひどくなる前に自律神経のバランスを整えて未然に防ぐことが大事になります。
現代の人は頑張りすぎているように思います。肩の力を一度抜いて今後の在り方、生き方を考えていくのもいいかもれません。考え方の習慣も見直し健康な体にできるだけ近づけていきましょう。
こいわ鍼灸院ハリコアでは、鍼灸治療をベースに今のお悩みをしっかりと把握したうえで自律神経に対するアプローチから心の在り方を少しづつ変えていけるように治療していきます。
一人では解決できないことではあるので誰かに相談するだけでも心は楽になります。そんなあなたの心と体を正常に戻すお手伝いをさせていただければ幸いです。
ご予約は下記からできます。ぜひお体を一緒に良くしていきましょう!!
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こいわ鍼灸院HARICORE
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電話番号 : 070-8973-8007
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